根底から日本人の英語発音をネイティヴ発音に変える研究をしました
口の形を真似れば英語の発音は出来ると思っている方は、永久に英語の発音出来ません。
ACE PRO発音メソッド1
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英語の発声は、開いた喉(喉頭蓋と声帯の間が広い)で、コアマッスルを引き締めて、声門閉鎖をして行います。日本人特有の「喉声」「鼻声」を解消し、英語らしい声でなければ、口の形だけでは、英語の声にはなりません。英語の発声は、何と骨盤底筋も締めるのです。また、顎と首周りの筋肉も使います。ACE PROのノウハウで、開いた喉を徹底します。
発音記号別の発音の体造り
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1) コアマッスル(骨盤底筋・横隔膜・多裂筋・腹横筋)
⇒強い息、ドッグブレス、イントネーションを作ります。
3) 舌と喉のマッスル
舌:英語は舌筋の力を使って発音する音が多く、日本語話者は、英語のために鍛えなければ英語は正しく発音出来ません。
喉:英語は開いた喉と声門閉鎖して、深いが響く声で話します。そのために鍛える筋肉は、口角下制筋、下唇下制筋、オトガイ筋、胸鎖乳突筋、広頚筋、舌骨上筋群、舌骨下筋群、喉頭筋などです。
ドッグブレスとイントネーションを徹底する
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1)ドッグブレス 英語の発音はすべてドッグブレスしています。
英語は、シラブル(音節)の頭出しを強く言います。それは、あたかも犬が喘いでいる時の息遣いのようなので、ドッグブレスと言います。その印に、語と語の間は▼、語中のドッグブレスの位置に▼で表示しています。日本語は一つの単語を一息で言う傾向があるので、その調子で英語をはなしても、一つ一つの音がクリアでないので、ネイティヴは言っていることが分からなくなります。
ネイティブが幼少からの言語習得の中で自然に獲得する「ドッグブレス」(横隔膜を使った特殊な呼吸法)は、シラブルの前で、鼻から空気を吸って肺に送りこみ、口蓋垂が閉じて、息を止め、腹圧を強め(腹横筋・横隔膜・脊柱起立筋・骨盤底筋)、横隔膜を押し上げて肺から息が出て声帯を揺らし、声になります。
★ドッグブレスが出来るとリスニングも向上する
また、ドッグブレスの位置で、少し間がありその時間差が分かると英語が聞き取りやすくなり、リスニング力も向上します。
ともすると、日本人は、日本語を話すときのように、一息を流したまま発音して、ネイティヴには、音が弱くて聞き取れないことが多く見られます。それは、ドッグブレスで英語を話していないからです。
2)イントネーション 日本語にはない上下差の大きいトーンで話します。
イントネーションは、英語においてとても大切で、大きく分けて、4つあります。
① 下降調 ② 上昇調 ③ 降昇調 ④ 平坦調
日本語は、イントネーションがあっても、英語ほどの上下差がないので、英語のイントネーションを身につけることが大事です。強弱の印を●で表して、英語の強弱の波を分かるようにしてあります。このトーンは、喉から上の部位しか使わない日本人には作れません。コアマッスルと、胸郭の柔軟性をもって初めて、ナチュラルに作れます。
英語の子音を体全体を使って発音
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1. 鼻音
m n ŋ 口から息が出ない。鼻からでる。
舌の位置と、長い息がポイント。
2.側音
明るいl 暗いl
3.半母音
r w j
4.破裂音
p・b k・g t・d
5. 摩擦音
s・z ʃ・ʒ θ・ð h
6. 破擦音
ts・dz t ʃ・dʒ tr・dr
英語の母音を体全体を使って発音
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英語の音の連結の法則を徹底する
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英語は一つ一つの音を切って発音するのではなく、流れるように発音します。息が強いので、音と音の間の移動の際、調音位置の移動によって、違う音が添加されたり、融合が起こります。また、調音位置が同じ音が並ぶと脱落が起こります。このような連結は、ヨーロッパ言語の中でも最大頻度で現れるので、アメリカの移民は政府から強制的に、この連結の法則を訓練させられます。それほど重要な法則ですが、日本の英語教育では、ほとんど無視されてきました。ACE PROでは、徹底的に生徒にこのルールを叩き込みます。練習文の下に、ルールの記号を入れ、Book 2 ルールブックに戻って参照することができるように配慮います。
下の文はイギリス英語です。