3. 第5文型の受動態・特殊疑問文の受動態
3.1 第5文型の受動態 S+V+O+C
3.1.1 目的格補語が名詞・形容詞 「be動詞+過去分詞+名詞・形容詞」
3.1.2 目的格補語が不定詞 「be動詞+過去分詞+to不定詞」 (不定詞4を参照)
3.1.3 目的格補語が分詞 「be動詞+過去分詞+分詞」
3.1.4 動詞が知覚動詞・使役動詞 「be動詞+過去分詞+to不定詞」
3.2 特殊疑問文の受動態
3.2.1 疑問詞が主語の場合
3.2.2 疑問詞が目的語の場合
3.2.3 疑問詞が目的格補語の場合
3.1 第5文型の受動態 S+V+O+C
目的格補語は過去分詞の後につける。
3.1.1 目的格補語が名詞・形容詞 「be動詞+過去分詞+名詞・形容詞」
Susan left the baby alone.スーザンはその赤ん坊を一人にしておいた。
⇒The baby was left alone by Susan.その赤ん坊はスーザンによって一人にされた。
My brother called me Chittan. 弟は、私をチッタンと呼んだ。
⇒I was called Chittan by my brother. 私は、弟にチッタンと呼ばれていた。
3.1.2 目的格補語が不定詞 「be動詞+過去分詞+to不定詞」 (不定詞4を参照)
一部を除いて(want, would like, prefer, hate, bear(我慢する), love, like)以外、目的格補語
が不定詞のとき受動態になる。
The glasses enabled me to see the letters on the blackboard.
眼鏡があったので黒板の文字が見えた。
Her pride doesn’t allow her to receive the bribe.
⇒She is not allowed by her pride to receive the bribe.
彼女のプライドが彼女に賄賂を受け取らせない。
We expected him to become president.
⇒He was expected to become president.
我々は彼が大統領になると期待していた。
3.1.3 目的格補語が分詞 「be動詞+過去分詞+分詞」
Susan left her child crying his eyes out. スーザンは子供をわんわん泣かせたままにした。
⇒Her child was left crying his eyes out.子供はわんわん泣いたままにされた。
I saw him scolded by the teacher.私は彼が先生に叱られるのを見た。
⇒He was seen scolded by the teacher. 彼は、先生に怒られているのを見られた。
3.1.4 動詞が知覚動詞・使役動詞 「be動詞+過去分詞+to不定詞」
知覚動詞 see, watch, look at, hear, listen to+目的語+原形不定詞
受動態になる時、to不定詞が使われる。
I felt the house shake a little. 私は家が少し揺れるのを感じた。
⇒ The house was felt to shake a little.
使役動詞
makeは受動態にするとto不定詞が用いられる。haveは受動態にならない。letはまれ。
He made me go against my will. 彼は私の意志に反して行かせた。
⇒I was made to go against my will by him.
3.2 特殊疑問文の受動態
3.2.1 疑問詞が主語の場合
Who discovered America? だれがアメリカを発見しましたか。
Who was America discovered by? (By whom was America discovered? はまれ)
3.2.2 疑問詞が目的語の場合
Who does the detective follow? その探偵はだれを尾行していますか。
Who is followed by the detective? だれがその探偵に尾行されていますか。
3.2.3 疑問詞が目的格補語の場合
What do you call this flower in French? この花をフランス語でなんと呼びますか。
What is this flower called in French? この花はフランス語で何と呼ばれていますか。