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[10] 冠詞 1.  不定冠詞の用法

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[10] 冠詞 1.  不定冠詞の用法

1. 不定冠詞の用法

1. 不定冠詞の用法

1.1  不定冠詞のつけ方と発音

1.1.1   不定冠詞のつけ方の原則⇒名詞の最初の音の発音で決まる

1.1.2 aかanかは綴りではなく発音

1.1.3 不定冠詞の発音

1.2  不定冠詞の基本的な用法  普通名詞・集合名詞の単数につける

1.2.1 anyの意 その種類全体を代表とする「…というものは、どれでも」の意味を表す。

1.2.2 oneの意 「一つの」の意味を明確に示す。

1.2.3 ばく然と1つのものを指す。

1.2.4 perの意「…につき」の意味を表す。

1.2.5 the sameの意 「同一の」の意味を表す。いつもofの後

1.2.6 certain or someの意 「或る」の意味で、指すものがきまっていても明示しないときに使う。

1.2.7 someの意 「いくらかの」意味

1.2.8 動詞+不定冠詞+名詞⇒一般動詞と同じになる [カジュアル・口語]

1.3  不定冠詞と物質名詞・抽象名詞・固有名詞

1.3.1 物質名詞・抽象名詞・固有名詞は通常冠詞をつけない。

1.3.2 物質名詞と不定冠詞

1.3.3 抽象名詞と不定冠詞

1.3.4   物質名詞と不定冠詞

1.3.5    固有名詞と不定冠詞

1.4  不定冠詞と形容詞

1.4.1 不定冠詞と数量形容詞

1.4.2 不定冠詞と形容詞の最上級 「たいへん~」「とても~」

1.4.3   不定冠詞+序数 another   さらにもう一つ加わるという意味を表す

 

 

1. 不定冠詞の用法

1.1  不定冠詞のつけ方と発音 

1.1.1   不定冠詞のつけ方の原則⇒名詞の最初の音の発音で決まる

aは子音の前に、anは母音の前につける。

1.1.2 aかanかは綴りではなく発音 

a useful animal,a university, a European

an SOS, an hour, an umpire, an Englishman, an ox, an heir, an honor

1.1.3 不定冠詞の発音

普通はaは[], anは[]

「1つ」の意味を強調する時 a[], an []

1.2  不定冠詞の基本的な用法  普通名詞・集合名詞の単数につける

物質名詞・抽象名詞・固有名詞は通常冠詞をつけない。

1.2.1 anyの意 その種類全体を代表とする「…というものは、どれでも」の意味を表す。

He is a geneticist. 彼は遺伝学者(というもの)だ。

A dog is a faithful animal. 犬(というもの)は忠実な動物だ。[書]

1.2.2 oneの意 「一つの」の意味を明確に示す。

Rome was not built in a day.       ローマは一日にして成らず。大器晩成。[慣用]

1.2.3 ばく然と1つのものを指す。

There is a book on the table.      テーブルの上に本が一冊ある。

1.2.4 perの意「…につき」の意味を表す。

He makes six dollars a week.       彼は週6ドル稼ぐ。

1.2.5 the sameの意 「同一の」の意味を表す。いつもofの後

Birds of a feather flock together.   同じ羽の鳥は一緒に集まる。類は友をよぶ。[慣用]

Those men are of a generation.     あの人達は、同世代だ。

1.2.6 certain or someの意 「或る」の意味で、指すものがきまっていても明示しないときに使う。

I went to the station to see a friend off.   或る友人を見送りに駅へ行った。

1.2.7 someの意 「いくらかの」意味

She thought for a while.    彼女はしばらく考えた。

A knowledge of foreign languages is always useful. 外国語のいくらかの知識はいつも役に立つ。

He spoke with a suggestion of sarcasm in his voice.  彼は少しばかり皮肉っぽく話した。

She had a touch of a cold last night.    昨晩、彼女はかぜ気味だった。

1.2.8 動詞+不定冠詞+名詞⇒一般動詞と同じになる [カジュアル・口語]

have a look = look 見る have a drink = drink  飲む   

have a talk = talk  話す have a swim = swim  泳ぐ  

have a good sleep = sleep well よく寝る have a try  = try  やってみる  

have a quarrel with  ~と口論する have an effect [influence] on  ~に影響を与える

take a walk 散歩する take a rest  休む         

have/take a bath  風呂に入る take a nap  昼寝する        

take an oath  誓いを立てる    take a vacation  休暇をとる

give a jolt  揺れる give a laugh  笑う       

give a shrug   肩をすくめる give a loud cry  大声でさけぶ  

give a push  押す

make a turn = turn  曲がる make a pause = pause 間を置く       

make a decision = decide  決定する make an excuse = excuse 言い訳をする 

make a start = start  出発する make a reservation  = reserve 予約する

make an application for  = apply for  ~を申し込む

make a fool [ass] of  = ~をばかにする 

make a fool of oneself  = 馬鹿なことをして物笑いになる

1.3  不定冠詞と物質名詞・抽象名詞・固有名詞

1.3.1 物質名詞・抽象名詞・固有名詞は通常冠詞をつけない。

物質名詞: air, water, iron

抽象名詞: weather,  fun,  room(空間、場所), love, arrival  

It’s nice weather for a walk.   散歩には良い天気だ。

固有名詞: Japan   Tokyo   Tom

1.3.2 物質名詞と不定冠詞

種類・製品を表す場合物質名詞に不定冠詞をつける。

This is an excellent tea. これは素晴らしいお茶です。

My mother has an iron. 母はアイロンを持っている。

1.3.3 抽象名詞と不定冠詞

具体化した事例や行為を示すときは、普通名詞と同じ扱いを受け不定冠詞をつける。

A student organized a demonstration which was forbidden by the police. 

ある学生が、警察に禁じられたデモ行進を組織した。

When he finished speaking, there was a short silence. 彼が話を終えると短い沈黙が訪れた。

Will you do me a kindness? ひとつお願いがあるのですが。 [堅]

1.3.4   物質名詞と不定冠詞

wine, whiskyなどの物質名詞は通常冠詞が付かないが、a glass ofを表すときに、不定冠詞

a(an)をつけると一杯の~となる。

A wine and two waters, please.    ワイングラス1杯と水2杯をお願いします。

1.3.5    固有名詞と不定冠詞

「~という人」 = a certain

A Mr. Brown came to see you. ブラウンさんとかいう人が来た。

「~家の人」

Her husband was a Tokugawa. 彼女の亭主は徳川家の人だった。

「~の作品・製品」 会社名・人名に不定冠詞をつける。

He bought a Picasso. 彼はピカソの絵を買った。

He wants to buy a Honda. 彼はホンダ(の製品)を買いたがっている。

1.4  不定冠詞と形容詞

1.4.1 不定冠詞と数量形容詞

a few(少数の), a little(少量の), a great[good] many([かなり]多数の)

1.4.2 不定冠詞と形容詞の最上級 「たいへん~」「とても~」

She is a most clever girl.       彼女はとてもかしこい女だ。[堅]

1.4.3   不定冠詞+序数 another   さらにもう一つ加わるという意味を表す

He tried to jump across the river a third time. 彼は[2回やった後でもう一度川を飛び越えようとした。

A sixth is already here.        6人目がもう来ています。

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