5. 関係詞Ⅴ(関係代名詞thatと関係代名詞の省略)
5.1 先行詞が最上級の形容詞や、序数(first), the only(唯一), the very(まさに), the same(同じ)などによって修飾されている場合 【ナチュラル】
5.2 先行詞がall, any, every, no, none, anything, everything, little, few, much, nothing, a lotの場合
5.3 先行詞が「人+動物」「人+物・事」を含んでいる場合
5.4 前に疑問代名詞who, whichがある場合
5.5 制限用法の先行詞が人の地位・職業・性格などを表し補語になる場合
5.6 強調構文 It is ~ that thatが関係代名詞の場合(thatはwho, whom, whichでもよい) 1
5.7 省略される関係代名詞 【ナチュラル】
5.7.1 目的格の限定用法(,のないもの)の関係代名詞は前に前置詞がない限り全部省略できる。
5.7.2 主格の関係代名詞が省略される場合5. 関係詞Ⅴ(関係代名詞thatと関係代名詞の省略)
関係代名詞thatの用法(3-3以外)
thatが好まれる傾向のある規則
5.1 先行詞が最上級の形容詞や、序数(first), the only(唯一), the very(まさに), the same(同じ) などによって修飾されている場合 【ナチュラル】
This is the longest story that I have ever read. これは私がこれまでに読んだうちで一番長い小説だ。
It was the sixth car that he had owned. それは彼が所有した6台目の車だった。
He is the only friend that I have. 彼は私の持っている唯一の友人です。
He is the very person that we’ve been looking for. 彼こそ我々が探し求めていた人だ。
That is the same person that I saw near here yesterday. あれは私がこの近くで昨日見たのと同じ人だ。
5.2 先行詞がall, any, every, no, none, anything, everything, little, few, much, nothing, a lot の場合
It was the result of all that had happened in those days.
それは当時起きた全ての事から生じた結果であった。
I don’t believe everything that you have said about it.
君がそれについて言ったことを全て信じるわけではない。
I don’t believe everything that you said about it.
私はそれについてあなたが言ったことのすべてを信じているわけではない。
Is there anything that I have to do for you?
あなたに私がしてあげなければならないことが、何かありますか。
There was little that attracted him at the motor show.
モーターショーでは彼を魅了するものが殆どなかった。
5.3 先行詞が「人+動物」「人+物・事」を含んでいる場合
Look at the man and his dog that are sleeping under the tree.
木の下で寝ている男と犬を見て。
The author and his novels that now occupy our minds will fade away.
今私達の心を占めている作家と彼の小説は、次第に消えていくであろう。
5.4 前に疑問代名詞who, whichがある場合
Which is the umbrella that you left behind in the taxi?
あなたがタクシーの中に忘れてきた傘はどちらですか。
5.5 制限用法の先行詞が人の地位・職業・性格などを表し補語になる場合
(この場合thatはよく省略される) 非制限的用法の場合はwhich(4-4-2)
He is not the man that he was. 彼は昔の彼ではない。
≒ He is not what he was.
5.6 強調構文 It is ~ that thatが関係代名詞の場合(thatはwho, whom, whichでもよい)
強調構文のthatは接続詞と関係代名詞の2通りがある。【古】
例)Tom loves Susie. を強調構文にする
It is Tom that (who) loves Susie. (thatでもwhoでもよい)
スージーを愛しているのは(ほかならぬ)トムです。
It is Susie that (whom) Tom loves. (thatでもwhomでもよい、くだけた言い方ではwho も可能だが関係詞の基本を勉強する段階では、まずthatとwhomに慣れる事)
トムが愛しているのは(ほかならぬ)スージーです。
例)My father made me what I am now.を強調構文にする
It is my father who (that) made me who I am now.
私を今の私にしてくれたのは(ほかならぬ)私の父です。
5.7 省略される関係代名詞 【ナチュラル】
5.7.1 目的格の限定用法(,のないもの)の関係代名詞は前に前置詞がない限り全部省略できる。
The man (whom) I used to love will marry my sister next year.
私がかつて愛していた人は私の妹と来年結婚する。
The French doll (which) I like very much was given to me by my mother-in-law.
私が大変気に入っていたフランス人形は、義母にもらった物でした。
5.7.2 主格の関係代名詞が省略される場合
① 関係詞節にthere isの構文がある場合
この場合、there is S(主語)のSが先行詞になっている。
Through this course one is expected to learn all △there is to know about English culture.
② 関係代名詞+挿入節(I think など)
The lady △ I supposed was my aunt turned out to be a stranger.
私が叔母さんだとおもった夫人は赤の他人だということがわかった。
③ 先行詞が関係代名詞節の補語の場合
He is not the novelist△his father was.