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[3] 受動態 1. 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)

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[3] 受動態  1. 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)

1. 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)

1 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)
1.1 第3文型の受動態の文の作り方
1.2 助動詞を含む文の受動態
1.2.1 can, must, may, ought to, need, willなどの助動詞  「助動詞+be+過去分詞」
1.2.2  完了形(現在・未来・過去完了)の受動態「(will) have[has,had] been+過去分詞」
1.3 進行形の受動態
1.4 byの省略
1.4.1 動作主が一般的な人や漠然とした人をさす場合
1.4.2 動作主が不明のとき
1.4.3 前後の関係から動作主がはっきりしていて、言う必要のないとき
1.5 受動態と否定語の注意点
1.5.1 否定語(No~)が主語にある場合
1.5.2 not~anyの形の場合
1.5.3 neverがある場合

1.1 第3文型の受動態の文の作り方

能動態の文の目的語を文の主語にする。

動詞は「be動詞(= is, am, are, was, were, etc.)+過去分詞」の形にする。この場合be動詞の時制は能動態の文に一致させ、数・人称は新しい主語に合わせる。

「by+もとの主語」をつける。(この場合も代名詞であれば語形の変化に注意)

能動態  名詞1動詞名詞2

受動態  名詞2 be+過去分詞  by 名詞1

 

能:Kato  sweeps  the  living  room. 加藤君が居間を掃除する。

受:The living room is swept by Kato. 居間は加藤君によって掃除される。

 

能:His words confused her.彼の言葉が彼女を混乱させた。

受:She was confused  by his words. 彼女は彼の言葉で混乱した。

 

能:She washed a few dishes. 彼女は数枚の皿を洗った。 

受: A few dishes were washed by her . 数枚の皿が彼女によって洗われた。

 

1.2 助動詞を含む文の受動態

1.2.1 can, must, may, ought to, need, willなどの助動詞  「助動詞+be+過去分詞」

助動詞はそのままにしておき、後ろの動詞を[be+過去分詞]にする

You must finish your homework. 君は宿題を終えなければならない。

⇒Your homework must be finished. 宿題は終えられなければならない。  

She ought to follow her teacher.彼女は先生に従うべきだ。

⇒Her teacher ought to be followed.先生は従われるべきだ。

未来を表す受動態「will be+過去分詞」

She will be awarded a Nobel Prize.  彼女はノーベル賞を受賞するだろう。

1.2.2  完了形(現在・未来・過去完了)の受動態「(will) have[has,had] been+過去分詞」

The natives have forgotten the original purpose of the statue.  

地元の人、その銅像のもともとの目的を忘れている。

⇒ The original purpose of the statue has been forgotten by the natives.

地元の人によって、その銅像のもともとの目的は、忘れられている。

 

1.3 進行形の受動態

現在[過去]進行形の受動態 「be動詞+being+過去分詞」

He is writing a letter.彼は手紙を書いているところです。

⇒A letter is being written by him.  手紙は彼によって書かれているところです。

1.4 byの省略

英語の受動態の86.8%が[by~]の省略された文。

1.4.1 動作主が一般的な人や漠然とした人をさす場合

We make grapes into wine.  ぶどうからワインをつくる。

⇒Grapes are made into wine.  ぶどうはワインに作り変えられる。

 

They speak English in America.  アメリカでは英語を話す。

⇒English is spoken in America. アメリカでは英語が話される。

 

They sell wine at that store.  あの店ではワインを売っている。  

⇒Wine is sold at that store.  あの店ではワインが売られている。

1.4.2 動作主が不明のとき

A lot of people are injured in car accidents.多くの人が車の事故で怪我している。

That seat is taken. その席はふさがっています。

1.4.3 前後の関係から動作主がはっきりしていて、言う必要のないとき

The police must be informed at once.[堅] すぐ警察に知らせなくてはならない。

This will be explained later.  これは後で説明することにする。

Are you being helped?  だれかが御用を承っておりますか。  

 

1.5 受動態と否定語の注意点

1.5.1 否定語(No~)が主語にある場合

英語は否定語を出来るだけ前に持っていくので、最後にnobodyを持っていくのではなく

「not~any」の形にする。

Nobody loves me. 誰も私を愛してくれない。

⇒ × I am loved by nobody.

⇒ 〇 I am not loved by anybody.

1.5.2 not~anyの形の場合

any~notにはならないので、否定語(No~)を主語にする。

She has not eaten any food since this morning.  彼女は今朝から何も食べていない。

⇒ × Any food has not been eaten by her since this morning.

⇒ 〇 No food has been eaten by her since this morning.

1.5.3 neverがある場合

Has nobody ever seen his girlfriend? 

だれもかれの彼女にあったことないんですか。  

⇒Has his girlfriend never been seen by anybody?  

かれの彼女は誰にも会われたことがにのですか。

 

※ by anybodyは省略してもよい。

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