1. 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)
1 基本と助動詞を含む受動態・進行形の受動態)
1.1 第3文型の受動態の文の作り方
1.2 助動詞を含む文の受動態
1.2.1 can, must, may, ought to, need, willなどの助動詞 「助動詞+be+過去分詞」
1.2.2 完了形(現在・未来・過去完了)の受動態「(will) have[has,had] been+過去分詞」
1.3 進行形の受動態
1.4 byの省略
1.4.1 動作主が一般的な人や漠然とした人をさす場合
1.4.2 動作主が不明のとき
1.4.3 前後の関係から動作主がはっきりしていて、言う必要のないとき
1.5 受動態と否定語の注意点
1.5.1 否定語(No~)が主語にある場合
1.5.2 not~anyの形の場合
1.5.3 neverがある場合
1.1 第3文型の受動態の文の作り方
能動態の文の目的語を文の主語にする。
動詞は「be動詞(= is, am, are, was, were, etc.)+過去分詞」の形にする。この場合be動詞の時制は能動態の文に一致させ、数・人称は新しい主語に合わせる。
「by+もとの主語」をつける。(この場合も代名詞であれば語形の変化に注意)
能動態 名詞1動詞名詞2
受動態 名詞2 be+過去分詞 by 名詞1
能:Kato sweeps the living room. 加藤君が居間を掃除する。
受:The living room is swept by Kato. 居間は加藤君によって掃除される。
能:His words confused her.彼の言葉が彼女を混乱させた。
受:She was confused by his words. 彼女は彼の言葉で混乱した。
能:She washed a few dishes. 彼女は数枚の皿を洗った。
受: A few dishes were washed by her . 数枚の皿が彼女によって洗われた。
1.2 助動詞を含む文の受動態
1.2.1 can, must, may, ought to, need, willなどの助動詞 「助動詞+be+過去分詞」
助動詞はそのままにしておき、後ろの動詞を[be+過去分詞]にする
You must finish your homework. 君は宿題を終えなければならない。
⇒Your homework must be finished. 宿題は終えられなければならない。
She ought to follow her teacher.彼女は先生に従うべきだ。
⇒Her teacher ought to be followed.先生は従われるべきだ。
未来を表す受動態「will be+過去分詞」
She will be awarded a Nobel Prize. 彼女はノーベル賞を受賞するだろう。
1.2.2 完了形(現在・未来・過去完了)の受動態「(will) have[has,had] been+過去分詞」
The natives have forgotten the original purpose of the statue.
地元の人、その銅像のもともとの目的を忘れている。
⇒ The original purpose of the statue has been forgotten by the natives.
地元の人によって、その銅像のもともとの目的は、忘れられている。
1.3 進行形の受動態
現在[過去]進行形の受動態 「be動詞+being+過去分詞」
He is writing a letter.彼は手紙を書いているところです。
⇒A letter is being written by him. 手紙は彼によって書かれているところです。
1.4 byの省略
英語の受動態の86.8%が[by~]の省略された文。
1.4.1 動作主が一般的な人や漠然とした人をさす場合
We make grapes into wine. ぶどうからワインをつくる。
⇒Grapes are made into wine. ぶどうはワインに作り変えられる。
They speak English in America. アメリカでは英語を話す。
⇒English is spoken in America. アメリカでは英語が話される。
They sell wine at that store. あの店ではワインを売っている。
⇒Wine is sold at that store. あの店ではワインが売られている。
1.4.2 動作主が不明のとき
A lot of people are injured in car accidents.多くの人が車の事故で怪我している。
That seat is taken. その席はふさがっています。
1.4.3 前後の関係から動作主がはっきりしていて、言う必要のないとき
The police must be informed at once.[堅] すぐ警察に知らせなくてはならない。
This will be explained later. これは後で説明することにする。
Are you being helped? だれかが御用を承っておりますか。
1.5 受動態と否定語の注意点
1.5.1 否定語(No~)が主語にある場合
英語は否定語を出来るだけ前に持っていくので、最後にnobodyを持っていくのではなく
「not~any」の形にする。
Nobody loves me. 誰も私を愛してくれない。
⇒ × I am loved by nobody.
⇒ 〇 I am not loved by anybody.
1.5.2 not~anyの形の場合
any~notにはならないので、否定語(No~)を主語にする。
She has not eaten any food since this morning. 彼女は今朝から何も食べていない。
⇒ × Any food has not been eaten by her since this morning.
⇒ 〇 No food has been eaten by her since this morning.
1.5.3 neverがある場合
Has nobody ever seen his girlfriend?
だれもかれの彼女にあったことないんですか。
⇒Has his girlfriend never been seen by anybody?
かれの彼女は誰にも会われたことがにのですか。
※ by anybodyは省略してもよい。
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